先に「西尾・加地」対談について簡単に論評した。
その中で、
それに対し、
抱いた人もいるらしい。
そこで若干補足しておく。
西尾氏の言い分はこうだ。
「
お会い
いっさいお出になりません。園遊会にも、
歌会始にも、講書始にも、赤十字の集いにも、
休まない。そういうことが国民を傷つけています」
どうして西尾氏ほどの知識人が、
平気で連発できるのか。
まず、
例えば皇室祭祀については、
御名代(ごみょうだい)
記憶に新しい。
その前にも、
皇后陛下の御名代としてお出ましになっている。
「平成15年から…
なんてデタラメもいいところ。
園遊会については改めて言う迄もあるまい。
昨年秋と今年の春に続けて、
新年祝賀の儀に至っては平成18年以来、欠かさずお出まし
(
いらっしゃらな
宮中晩餐会も、平成26年10月(オランダ国王を迎えて)
昨年6月(フィリピン大統領を迎えて)
なっている。
西尾氏の発言はウソっぱち。
講書始は年初に当代一流の学者が陛下にご進講申し上げる場。
だから、他の皇族はただ陪聴を許されている、
歌会始もご健康ならともかく、
皇居勤労奉仕団へのご会釈は元々、天皇・皇后両陛下にとっても、
ご療養中の雅子妃殿下の場合、回数は少ないものの、
ご一緒される場面もある(
私も家族も、
私の周囲にも奉仕の経験者は多数いる。
皆、
勿論、妃殿下もご一緒ならより嬉しいのが人情だろう。
それでも、
ちなみに一般参賀については、
同6年の新年・
いるものの、
増やしてこられている。
西尾氏らは、
あるのだろうか。
地方でのご公務もなされるようになりつつある
(
その背後には、
そもそも、そうしたご公務は、
よるもの。
国民の側から不平不満を申し上げるのは筋違い。
しかも、
それでどうして「
という話になるのか。
妃殿下はようやくご快復の兆しが見え、徐々にお出ましの機会も
増えつつある。
ご快復を邪魔したい訳でもあるまいに、
タイミングで、
なお、
すること迄、
こんな調子だと、将来、
へのバッシングと同じような“仕打ち”
しまう。
そうした予想の下、一体、
それを後押しする親は、
西尾氏らは、己れが何をしているか、